電子メールの機能・詳細

レンタルサーバー(ウェブサーバー)

Eメールの機能について

Eメールについて

オリジナルなEメールの利用は、独自ドメインを取得してレンタルサーバーを契約。そして設定すればOK。ほとんどのレンタルサーバーでEメールは利用できます。
違いは機能・内容・条件。当ページでは、一般的なEメール機能、比較ポイントを取り上げます。

Eメールについて・概要はこちらです。

Eメールの各種機能

メールアカウントの設定数
Eメールアドレスを使用する権限のことをメールアカウントといいます。1アカウント=1メールアドレス。それをいくつ利用できるかということ。最大設定数はサービスによって変わってきます。概ね10個〜無制限となっています。
一般的な共有レンタルサーバーでは、複数のアカウントを設定しパスワードで管理できます。これにより社内やサークル内、または部署単位の多人数で利用することになります。また個人利用の場合は、目的に合わせて複数を利用することが多いので、複数利用できた方が便利です。
メールボックス総容量
レンタルサーバーサービスにより、全メールアカウントの総容量が定められている場合と、ウェブ用ディスクスペースと分け合って利用する場合があります。
メール用ディスクスペースの総容量が決まっている場合は基本固定。ウェブスペースと分けて利用する場合は容量割合を変化可能なサービスもあります。
通常、特にメール用ディスクスペースの総容量が指定されていない場合は、分け合って使用する形です。このメール総容量を超えての受信は不可能となります。
メールアカウント別の容量設定
メールアカウントごとの最大容量を設定することで、本来のウェブサーバーとしてのディスク容量への負担を抑えます。多くのレンタルサーバーで指定が可能で、メールアカウント別の用途に合わせて、指定します。例えば、添付ファイルを利用するアカウントや、バックアップ用に転送するアカウントの場合は大きく設定されます。
電子メールを普通に利用する限り、メーラーで受信するとサーバー上のメールボックスから削除される仕組みになります。そのためメーラーで受信しなければどんどんたまります。容量一杯になれば設定された容量を超える受信は不可能です。
メール転送機能
指定した特定のメールアドレスに送られてきた電子メールを他のメールアドレスに送ることが出来ます。元のメールアドレスにも電子メールを残しておく設定が可能ならば、メールのバックアップをとることも可能です。メール転送は多くのレンタルサーバーで対応しています。
メーリングリスト機能
設定したメールアドレスに電子メールを送信すると、あらかじめ登録しておいたメールアドレスすべてに同じ電子メールが送信されます。
利用方法としてはサークル、クラブ内での一括送信などに使われています。
メールマガジン機能
メーリングリストと同様の機能です。違いは、メーリングリストがグループ内のどのアドレスからも送信できるのに対して、メールマガジンは特定の1メールアドレスからしか送信できません。
利用方法としては社内グループへの定期メール、リダイレクトメールに、クライアントへの定期報告などに使われています。
メール自動返信機能
指定した特定のメールアドレスに受信すると、自動的にメールを返信します。メールフォームを設置の場合などに利用すると、簡単で便利です。
スパムメールフィルタ
スパムとは、迷惑メールや嫌がらせメールの事。スパムフィルタ機能があると、自動的に迷惑な電子メールを削除したり、件名に特定の文字を追加してくれます。特定の件名が追加されたら、後はメーラーの設定で、迷惑メールフォルダに自動的に移動するように設定して利用します。
詳細は迷惑メールフィルタについてで解説しています。
メールフィルタ
あらかじめ指定したキーワードによって自動的にEメールを異なるメールアドレスに振り分けたり、メールサーバー上で処分することが可能です。
ウィルスフィルタ
送受信メールのウィルスチェックを自動的に行ってくれます。レンタルサーバーのメールサーバー側で処理されます。近年ではとても重要な機能で、好評のウィルスフィルタが採用されている場合はかなり重宝します。
ウェブメール
一般的なインターネットブラウザで、電子メールのチェックが出来ます。ちょうど、フリーメールのようにチェックすることが出来ます。またウェブメールにて閲覧したメールは消えてしまうことはなく、残ります。そのため、後でメーラーで受信するという通常の作業が行えます。
エイリアス管理
複数の電子メールアドレスをメールボックスに指定しておくことで、まとめて一つの電子メールアドレスに送ることができます。多数のメールアカウントを使い分けていて、管理が複雑になってきた場合に重宝します。
サブミッションポート
スパムメールの送信を制限する技術。メーラー(メール送受信ソフト)の送信ポート番号をTCPの25番ではなく、多くの場合でTCPの587番ポートを利用することになる。番号を変更しないとメール送信できず。
SMTP-AUTH
メール送信時のユーザー認証。送信者が本人であることを確認します。SMTPサーバでユーザ認証を行う方式。

レンタルサーバーによる違い

電子メールに関する機能・内容・条件は、レンタルサーバーによって大変変わってきます。機能以外の部分では、一日の送受信量というのも一般的に定められており、低価格な共有レンタルサーバーでは300通/日 くらいの送受信量目安となっていたりします。

この送受信量の制限数、通常は非公開が多いので、ビジネスにおいて利用する場合は、ビジネススペックと明記されるサーバーを利用するか、メールサーバーとして電子メールに関する内容が優れたレンタルサーバーを別に用意するのがいいでしょう。

その他、サーバーがダウンすると電子メールも利用不可能になります。いざという時、ホームページの表示もできず、メール送受信も不可能となれば、打てる手は限られます。リスク管理と言うことでこの点も十分に考慮した方がいいでしょう。


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*サーバーの中でもインターネット上にホームページを設置するためのサーバーを、一般的にWEBサーバー(インターネットウェブサーバー)と呼びます。

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