ウェブサーバーの基本能力と性能比較

レンタルサーバー(ウェブサーバー)

サーバーの基本性能の見方

レンタルサーバーの基本スペック

共有レンタルサーバーを比較選択する際に、ついついそのサーバーの機能面にだけ目がいきがちです。コストパフォーマンスについて考える場合も、その機能対コストで考え、比較をしてしまうものです。

実際に多くのレンタルサーバー比較サイトでは、そのような部分に目がいきがちで、その機能面に重点を置いて単純に比較をしています。これは、数々のレンタルサーバーを使用した実績やトラブル経験、様々なユーザーの意見を聞くといった経験の少なさから、機能重視の単純比較が増えるものと思われます。


筆者オカサンタはホームページ制作会社で勤務し、共有レンタルサーバーの販売代理店としての活動や、顧客の皆様に様々なサーバーを勧め、利用していただきました。

その際にトラブル発生についての対応や速度面のチェックなども、自然に行えたために、当ホームページでは、機能面からの評価に偏らない、目的に合わせて総合的な比較を行っているのを特徴とさせて頂きます。

機能面以外のサーバーチェックポイント

ウェブサーバーを機能面以外の重要点を比較する際には、サーバーの性能・能力を評価する軸がなくてはなりません。一般的に必要な性能で分類すれば、表示速度、混雑時のレスポンス、稼働率、安定性、トラブル時の復旧対応能力、サポートセンターの善悪が重要な性能となるでしょう。

共有レンタルサーバー比較の際には、それらの意味するところを理解する必要があります。

表示速度と混雑時性能

先述した6つの項目のうち、表示速度、混雑時レスポンスは読んでそのままです。大きいサイズの画像をどれだけ素早く表示させるか、また混雑している時間帯でも普通に繋がるか、どれだけ早く表示を始めるかといった、ウェブサーバーの重要な点です。

サーバー稼働率

サーバー稼働率とはサーバーが年間に何%稼働しているかを意味します。公表されているかどうかはサーバー会社によりますが、例えば年間稼働率99.9%と公表されていれば年間に0.1%の時間だけ、トラブルやメンテナンスで表示ができない時間帯があるということです。365日を時間に直せば8760時間。その0.1%ということですね。8.76時間かな。

実際にはこれは優秀な稼働率で、低価格帯の共有レンタルサーバーでは年間稼働率が95%であったりします(サポートセンターから情報など)。
中には稼働率99.99%といったサーバーもありますので、アフィリエイトを含むビジネス目的なら信用という面で非常に重要な点です。逆に個人趣味目的に利用される場合には、あまり気にしなくていいポイントでしょう。
稼働率は、SEO対策にも気になるポイントで、クローラーの巡回タイミングを考えると、稼働率は高い方がいいです。

安定表示・安定性

安定性とは、どれだけ安定してファイルの送信が出来るのかと言うことです。いいかえれば、ブラウザにきちんと意図したとおりの画像がきちんと表示されるどうかという事です。例えば急に画像が表示されなくなる、スライスした画像が1点だけ表示されなくなる、F5を押して更新するときちんと表示される。こういった表示に関する安定性がどれだけ重要なことか、実際にホームページを制作していらっしゃる方ならおわかりかと思います。
その他、ページ自体が表示されたり、されなかったりといった面での安定表示性の問題も、全くないわけではありませんが、ほとんどない状況になっています。

サポート

いざという時、トラブル時の復旧までの時間や、サポートセンターの対応がその他のポイントになります。例えば、IDC(インターネットデータセンター)が一部火災になったり、ちょっとしたトラブルが起きたり、自然災害によるトラブルということは良くあります。その際に、常時技術者が待機しているIDCなら1時間で復旧するものが、そうでない場合は半日かかるということが良くあります。サーバーをビジネスで利用するなら重要なポイントです。
サポートセンターの対応については、メールサポートがすぐ返ってくるのかどうか、技術者と直接話せるのかどうか、丁寧な対応かどうかといったポイントがあります。例えばテルネットからのバックアックデータの復旧などといった作業には、それなりの難易度が伴いますので、大事なデータを扱うほど、時間を重要視する忙しい方ほど、電話サポートやサポートの質が重要になります。

サーバー内容、条件の総合

ウェブサーバーの性能、能力についてはサーバーのスペック以上に、サーバー設置場所やIDCの能力が重要になります。高品質IDCにサーバー収容と明記してあるサービスや、ビジネススペックと唄っているサービスほど安心感は高くなります。
逆に低価格で高機能なサービスほど、不確定要素が強くなり、個人趣味利用に適したウェブサーバーとなります。

独自ドメインにて運用していれば、レンタルサーバーの乗換は簡単に行えるものですので、状況に合わせて、また納得いかなければ乗り換えていくのが得策でしょう。

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*サーバーの中でもインターネット上にホームページを設置するためのサーバーを、一般的にWEBサーバー(インターネットウェブサーバー)と呼びます。

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