レンタルサーバー(WEBサーバー)
FTPS または、FTP over SSL とは、FTPでのデータ送受信にSSLを利用する技術です。SSLとはデータを暗号化する技術ですので、FTPのデータ送受信の暗号化と言い換えることもできます。
通常のFTPアップロード、FTPダウンロードでは、パスワードやファイルの内容などが、そのままの状態でネット上を通過しています。その道のプロにあたればいとも簡単に内容を盗み見されてしまいます。
FTPSを利用しない場合、重要な機密情報やパスワード、クライアント情報、お客様情報などの個人情報を取り扱う場合には、セキュリティに不安を抱えます。
そんな不安を吹き飛ばし、安心させてくれるのがFTPSです。セキュリティ対策に対する高まるニーズに合わせ、採用するレンタルサーバーが増えています。
FTPとは、一般的にホームページ制作に伴う、データの送受信に使われる方法です。「ファイルをFTPでアップロードする」などと使われます。
FTPでは、比較的小さなファイルを数多く送信することが多く、ファイルのアップロードに対するパフォーマンスは、レンタルサーバーの「ウリ」になっていますが、FTPSを利用することで、若干パフォーマンスが落ちるともいわれております。
また、FTPSに対応したFTPクライアントソフトが必要です。フリーソフトでは2009年現在、NextFTPなどが対応している模様です。
FTPSの対応を明記している共有レンタルサーバー(WEBサーバー)
CPI / ヘテムル / アスカ
などがあります。
※FTPSは正確には、SSLまたはTLSの技術を利用しての暗号化となります。
FTPSを利用してFTPアップロードを行う為には、対応のFTPソフトが必要です。
ドリームウィーバーやホームページビルダーのFTP機能では、残念ながら対応していない為、別のFTPソフトを使ってアップロードすることになります。
参考までにドリームウィーバーはSFTPという暗号化機能には対応していますが、FTPSとは別物です。
フリーで利用可能なFTPソフトで、FTPSに対応しているソフトがあります。
FTPソフト(FileZilla)
上記URLよりダウンロード可能です。英語版ですが日本語化して利用可能な様子です。
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*サーバーの中でもインターネット上にホームページを設置するためのサーバーを、一般的にWEBサーバー(インターネットウェブサーバー)と呼びます。