レンタルサーバー(ウェブサーバー)
.htaccessは、「ドットエイチティーアクセス」などと呼ばれます。
多くの共有レンタルサーバー(ウェブサーバー)でウェブサーバー化ソフトウェアとして利用されているソフトにapache(アパッチ)というものがあります。そのアパッチで構成されたウェブサーバーで利用可能な、ディレクトリ単位でアクセス制限などの制御をすることを.htaccessと呼びます。
※ウインドウズ系ウェブサーバーでも使える場合も有ります。
.htaccessの命令は.htaccessファイルに書き込みます。ファイルに書き込める内容は、CGIやSSIの命令を記述したり、アクセス制限を書き込むことができます。
一般的にはIDとパスワードを使ったアクセス制限・ベーシック認証(限られた人だけアクセスできるページの作成)、304リダイレクトなどに利用されることが多いです。また最近では、エラーページに特定のURLを表示させたりいったことにも使われます。
アパッチというのは、UNIX系OSのウェブサーバー化ソフトウェアであります。リナックスなどUNIX系OSでは、ドットから始まるファイルは.htaccessに限らず、設定ファイルであることを意味します。そして、.htaccessは設置したディレクトリのすべてに効力を発揮します。
この.htaccessは難しいもので特殊なファイルと思われがちですが、実際はテキストファイルであり、定められた形式で書き込んでいくだけで機能します。.htaccessが利用可能なレンタルウェブサーバーに、ご自身で作成したファイルをアップロードすれば、準備は完了です。これが設定ファイルとして機能します。
初めてファイルを作成する際に、ソースプログラムが苦手なので構えてしまう方には、無料のインターネットサービスでソースを作成してくれるサービスがありますので必要に応じて作成すれば、利用しやすい機能といえます。ファイルに書き込む命令は順序不要で、上から次々に書き加えていくだけで問題ありません。
また、レンタルサーバーのコントロールパネルからクリックのみで.htaccessを設定出来る機能を提供しているレンタルサーバーもあります。
ご自身で.htaccessを記述して設定ファイルを作成すれば、他の機能を利用して作成したファイルより、管理が簡単で修正も簡単、より活用出来るファイルとなります。
記述は簡単で、1行ごとに機能やファイル名を順番に記すのが基本です。気を付けることは決まり通りに文章を書くこと。文法とも言います。
記述方法については、インターネット上にたくさんの情報が有ります。
筆者の経験上、.htaccessを利用したからといって、ウェブサーバーのパフォーマンスが落ちることはなさそうです。命令を増やすわけなので、負担が増えそうなものですが、わずかなモノなので現代のウェブサーバーではどんなに格安なレンタルウェブサーバーを利用しても、そういった心配は必要ないでしょう。
.htaccessは@WAPPY、ワダックス、エクスビット、エックスサーバー、CSサーバーを始め、多くの共有レンタルサーバーで利用可能です。
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*サーバーの中でもインターネット上にホームページを設置するためのサーバーを、一般的にWEBサーバー(インターネットウェブサーバー)と呼びます。