2013/06/28 ウェブサーバーニュース
さくらインターネットの「さくらのレンタルサーバー」では、転送量制限の緩和を始め、いくつかの変更を実施しました。お値段そのままで大きく魅力がアップしています。
さくらのレンタルサーバーについてプラン別の価格などは比較詳細ページでご確認下さい。
さくらのレンタルサーバー(共有) / さくらのレンタルサーバー(VPS)
多くのレンタルサーバーでは転送量制限に一応の目安が設けられていますが、多くのサービスでは、一般的に目に付きにくい部分に記載されています。
一般的なユーザーが気にしなくて良いための配慮かもしれませんが、転送量制限は実際はディスク容量よりよほど重要。
制限に達すると、エラー503で表示されないほか、アクセス数が多いホームページでは制限に近づくとホームページが正確に表示されない場合もあります。
近年、ほとんどのレンタルサーバーではディスク容量が大幅に増えましたが、転送量制限は以前と変わらずといったことも多くなっています。そんな中で、さくらのレンタルサーバーでは転送量制限(目安)が緩和されました。
こちらが新しい転送量制限(目安)。左側がプラン名です。従来との比較では、従来より最大で10倍超と、大きく増加しています。
さくらのレンタルサーバーではディスク容量が増加しました。
こちらが現在のディスク容量。月額125円のライトプランでも5GB。WEBだけではなかなか使い切れないほどの容量です。ディスク容量はメールボックスに多くを利用できます。
さくらのレンタルサーバーで「mod_expires」が利用可能になりました。mod_expiresとはWEBサーバーApacheのモジュール。.htaccessを利用してキャッシュの有効期限を設定できる機能をもちます。
キャッシュの有効期限を設定とは?例えば画像ファイルに1週間と設定した場合、閲覧者が再びホームページを訪れた場合でも、1週間以内であれば再読込を行いません。
閲覧者のブラウザが持つキャッシュを利用して表示します。
このキャッシュによりページは素早く表示されることになります。
mod_expiresでは、ファイルのタイプごとにキャッシュ期間の指定が可能です(gifとかjpegとかtxtとか)。
ExpiresActive On
<Files ~ "¥.(gif|jpg|png)$">
ExpiresDefault "access 1 weeks"
</Files>
ExpiresByType text/css "access 3 days"
ExpiresByType text/javascript "access 3 days"
1行目でmod_expiresを有効にします。4行目まではgif、jpg、pngのキャッシュを1週間に指定しています。
5行目、6行目ではcssとjavaスクリプトのキャッシュを指定しています。
さくらのレンタルサーバーについてプラン別の価格などは比較詳細ページでご確認下さい。
サーバーの目的の一つに、 データを保管、 提供する役割があります。
サーバーの中でも、インターネットを通じて情報を発信するサーバーの事をウェブサーバーと呼びます。
一般的に、レンタルウェブサーバーをレンタルサーバーと呼んでいます。
わかりにくい内容や詳細などは、
サーバーホスティング会社の公式ホームページで確認して頂ければ確実です。