レンタルサーバーの詳細比較(WEB)
レンタルサーバー代表的プランの詳細 |
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サービス名 | さくらのレンタルサーバー |
プラン名 | スタンダードプラン |
サービス提供 | さくらインターネット株式会社 |
利用料金 | |
月額費用 | 429円 (税込・1年契約) (年額5000円) |
初期費用 | 1029円 (税込) (無料期間14日間) |
独自ドメイン | 同時に取得可能 |
スペックやWEBサーバー機能関連 |
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WEBサーバー | Apache |
ディスク容量 | 30GB |
サブドメイン | 利用可能 全合計20まで |
マルチドメイン | 利用可能 全合計20まで |
WEB機能 | CGI / パール / Python / PHP Cron設定 / .htaccess / SSH |
その他 サーバー機能 |
無料専用SSLの簡単利用 .ftpaccess機能 PHPのバージョンを切替可能 mod_expires |
データベース関連 | |
データベース | MySQL / php myadmin |
DB個数 | データベース20個利用可能 |
DB容量 | データベース使用量の目安 500MB |
公式対応 ソフトウェア |
ムーバブルタイプ / ズープス aブログ / さくらブログ |
ソフトウェア インストール |
簡単インストール機能有り |
メール機能 | |
メール アカウント |
メールアカウント無制限 |
メール フィルタ |
スパムメールフィルタ ウィルスフィルタ |
電子メール 機能 |
メーリングリスト10個 メール転送・メール自動返信 ウェブメール |
その他 |
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アクセス解析 | 利用可能 (ウェブアライザー) 生ログも利用可能 |
提供CGI | 簡単インストールで利用できるCGIが用意されています メールフォーム、カウンター、掲示板 |
転送量制限 | 転送量制限(目安) 80GB/日 |
速度について | データベースを利用するアプリケーション動作は価格なりの性能 |
その他1 | さくらブログ利用可能 携帯電話のアドレスで独自ドメインを使用する事が可能 |
その他2 | さくらインターネットでは自社でデータセンターを運営 電話サポートがあります お申し込み後すぐに利用可能です アダルトコンテンツは利用不可 |
アダルト コンテンツ |
基本的に利用不可能 イラストや文章(実写以外)は可能 |
安さと速さなら
機能重視系なら
ブランド重視なら
それ以外の選択肢
共有レンタルサーバーを提供し続けて歴史を重ねた、レンタルサーバー業界の老舗ともいえる、「さくらインターネットのレンタルサーバー」。
通称、「さくらのレンサバ」は、自社で大きなデータセンターを運営する、代表的なレンタルサーバーのサービス会社です。
さくらインターネットの通称さくらのレンサバ、ローコストのための便利機能・条件面を見てみると、流行のマルチドメイン、複数データベースが利用可能。サブドメイン、マルチドメインが合計で20個まで、データベースは合計20個まで利用可能です。
共有レンタルサーバーとしての基本機能は標準的。しかしながら低価格でもスタンダードプラン以上なら、データベースが使え、SSHにも対応。さくらのブログも使えます。
特徴的な付加機能としては、携帯電話で独自ドメインのメールが利用できる機能。携帯電話会社を変更してもメルアドが変わらない環境が出来ます。
さくらのレンタルサーバーでは、月額417円のスタンダードプランでも、電話サポートが利用できます。他のレンタルサーバーと比較しても貴重な特徴です。
不明な点やトラブル時に、ご自身で調べるよりも聞いてしまった方が全然ラク。面倒の削減になります。
さくらインターネットは、歴史があり有名データセンターを自社で運営。そのために比較すれば低価格でお得なレンタルサーバーを提供できます。 さくらインターネットデータセンターは東京に位置します。
※データセンターとはWEBサーバーが集まっている場所。詳細ページはこちらデータセンターの場所について
さくらのレンタルサーバーでmod_expiresが利用可能になりました。mod_expiresは、.htaccessを利用してキャッシュの有効期限を設定できる機能。WEBページの表示高速化のひとつとして利用できます。
内容や利用方法について、最近の変更点などと一緒に下記リンク先でご紹介中。
さくらのレンタルサーバー、mod_expires利用など
さくらのレンタルサーバーを運営する「さくらインターネット株式会社」は、東証マザーズから東証一部に市場変更しました。
同社は創業20年、東証一部上場ということで、レンタルサーバー選択の要因である「信頼感」が十分。責任や誠意という部分でも大いに期待できるサービス提供会社と期待できます。
これをうけて、筆者も運営するホームページのひとつをさくらに乗り換えました。低価格で転送量制限の大きなサービスは商品価値十分。使い勝手などもレポートできればと、考えています。
独自(専用)SSLが無料で、簡単に利用可能です(Let's Encryptの無料SSL)。
独自SSLがグーグルの検索結果に影響するといわれるようになり、またブラウザの警告など考えても必須になってきています。
必須になってきてるといえど、追加出費は誰もがイヤなわけで、特に個人ユーザーにとって無料で利用出来るのは大きなポイントです。
またHTTP/2は、SSLにおける通信を高速化。HTTP/2に対応したレンタルサーバーはこれから増えてくると思いますが、さくらのレンサバなら今でもSSLとセットで利用できます。
低価格サーバー全般に言えることだが、やはりWEBサーバーのパワー不足が欠点となる。特にデータベースを利用するアプリケーションでは目立つ。
これは低価格レンタルサーバー全般といえど、知名度の高いさくらでは、特に残念と思える。データベースの関係上、ムーバブルタイプやズープスを利用するならスタンダードプラン以上となるが、できればプレミアムプランがオススメ。フリーのもの含めCGIを利用する場合はスタンダード。ショッピングカートを利用するならビジネスプランを。
さくらレンタルサーバーを利用するとサーバースペックはコントロールパネルから確認出来ます。プラン相違点、見えないところで1サーバーあたりの収容人数が少なくなります。
特に低価格レンタルサーバーで重要となる転送量制限。日または月において、どのくらいの転送量に達するとアクセスに制限が掛けられてしまうのか。気になるところ。
さくらのレンタルサーバーでは転送量に関しての情報は記載されてなさそうなので、ネット上の情報だが、どうやら日単位で制限がある模様。そして上位プランほど余裕がある。
気になるのはここから。「アクセスに 対する優先度を下げさせていただくこともございますが、その際の警告は行なっておりません。」というハナシがある。
つまり、サイト運営者が気付かないままアクセス制限を掛けられる可能性があるということ。。実際にアクセス数の多いサイトを運営するとわかるが、自動送信メールでも欲しいと思う。わからなければ上位プランへの移行(※1)やサーバー引っ越しなどの対策も取れない。
また同時接続数制限も非公開との事。
※1:さくらレンタルサーバーでは上位プランへの移行は無理な可能性あり。
2013年、転送量制限の緩和、プラン別に目安が公開されています。
スタンダードプランで80GB/日。過ぎるとエラー503となりそう。月額417円ということを考えれば、非常に大きな目安。この転送量目安ギリギリまで表示に問題が無ければ、何も言うことはありません。
さくらのレンタルサーバーでは、低価格プランも電話サポートがついて魅力的ですが、おすすめはプレミアムプラン。
プレミアムプランは月額1200円になりますが、1ウェブサーバー当りの収容人数が大変少なく、他のレンタルサーバーと比較しても快適です。
ライトやスタンダードプランでは、サーバーパワーが非力と言われるさくらレンタルサーバーでも、様々な場面で断然快適に。
また、プレミアムプランでは1サーバー当りの収容人数も少なく、表示速度も速い。ブログなどのアプリケーションソフトウェアの運用もラクになります。混雑時でも比較的、データベースは高速に動作することが期待できます。
それ以上のビジネス&ビジネスプロプランならもともとビジネス向きのレンタルサーバーサービスを選択した方がいいかもしれない。
低価格で電話サポート付き。ここに引かれる方におすすめ。
他社サービスと比較しても機能面は問題なし。しかしこの価格帯のレンタルサーバーすべてに言える事ながら、サーバーパワーが必要なアプリケーションを活用するには若干パワー不足。そのため、基本的なホームページを運営したい方にオススメ。
プラン名 | ライト | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
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容量 | 5GB | 30GB | 60GB | 100GB |
PHP | X | 標準 | 標準 | 標準 |
SSH | X | 標準 | 標準 | 標準 |
cron | X | 標準 | 標準 | 標準 |
メーリングリスト | X | 10 | 20 | 30 |
データベース | X | 20 | 50 | 100 |
転送量制限 | 40GB/日 | 80GB/日 | 120GB/日 | 160GB/日 |
複数管理 | X | X | X | 標準 |
年額料金 | 1543円 | 5142円 | 15428円 | 25714円 |
オプションで用意される機能・内容