比較的多くの個人向け共有レンタルサーバーで利用できる機能が、サブドメインの設定機能です。
ローコストでの複数サイト運用へ
サブドメイン機能は、新しいホームページを作る際に、追加料金なしでという、最もローコストで作成することができ、また検索エンジン対策(SEO対策)の施策バリエーションの一つとして、1つのホームページを複数のサブドメインを使って作り上げていく方法をとることなどができます。
独自ドメインに対してサブドメインを利用できるというWEBサーバーで利用できます。
サブドメインの用語についてはリンク先を参照下さい。
サブドメインとは、広義では、いくつかの意味合いを持つ言葉ですが、有料のレンタルWEBサーバーを考える時のサブドメインという言葉の表すところは、1つのドメインと同じように使える形のサブドメインという意味で使われます。
サブドメインのURLは下記の形になります
元となるドメイン http://server33.co.uk
サブドメイン http://abc.server33.co.uk
上記の様になります。abcという部分に好きなアルファベットを当てることでサブドメインとなります。
この、独自ドメインにサブドメインを設定できる場合は、特に個人でレンタルサーバーを利用される場合に、有力な機能となります。
サブドメインが設定できるメリット
サブドメインが利用できると、以下のメリットが考えられます。
- 追加コストなしで新しいホームページを作成可能。
- サブドメインを利用してのメールアドレスが利用可能。
- 大容量のサーバーも効率的に運用可能。
- サブドメインごとにアクセス解析を取れるサーバーも有り。
- 複数の人で分けて使える場合も有り。
- 独自ドメインでは取ることのできないアルファベットも自由に使える。
- SEO対策の施策バリエーションとして利用可能。
一般的に上記の様なメリットが上げられます。特に重要なメリットしては、サブドメインが利用できると、お金をかけずに新たなホームページを制作できることでしょうか。
サブドメイン設定機能、特に個人でホームページを作成する際に、とても嬉しい機能です。
サブドメインを設定するデメリット
検索エンジンのクローラーロボットは、サブドメインということを認識しますので、手持ちのホームページ内でSEO対策を考える場合などには、最適ではなくなります。SEO対策が重要な場合、また、企業や団体としてホームページを制作する場合には、1サイト1ドメインでのホームページ制作が推奨されます。
サブドメインで運営しているホームページを独自ドメインに変更する場合には、かなりの痛みを伴います。WEBサーバーの乗り換えは基本的に簡単でメリットが多いのですが、サブドメインを利用していると特にSEO対策において、様々な問題が浮上します。
この辺りも企業でサブドメインがあまり利用されない理由の一つとなっています。
※上記メリットのリストの中で、「SEO対策の施策バリエーションとして利用可能。」という項目がありますが、これは、サブドメインを利用することで上位表示されるという事ではなく、「1ドメイン3つまで結果を表示」という枠から逃れるための対策です。
複数のサブドメインを利用して構築されたホームページでは、理論上3つ以上のページを結果に返して貰える可能性があります。
サブドメインが利用できるレンタルサーバーは、下記リンク先でご紹介中です。
サブドメインが設定きるレンタルサーバー
サブドメインが使えるというのは、全くデメリットにはなりませんので、積極的に選んで下さい。ビジネス向けのサーバーでも利用できるサーバーがあります。