便利機能マルチドメイン設定の長所と短所
共有レンタルサーバー（ウェブサーバー）
マルチドメインのメリットとデメリット
マルチドメインの概要
マルチドメインとは、一つの契約のレンタルサーバーに、２つ以上のドメインを設定することです。
（独自ドメインについてはこちら）。
このマルチドメイン機能があれば、全く別の独自ドメインを、２つ以上、１つのレンタルウェブサーバースペースに設定することができ、ディスク容量の無駄と無駄なコストを省くことが出来ます。
（設定出来るドメインの数はサーバーによります）。
マルチドメイン対応のレンタルサーバーでは、共有レンタルサーバー１台（１契約）で複数のドメインが設定・運用できます。
マルチドメインの基本的な内容についてはリンク先で確認出来ます。
まずはまとめ、マルチドメインの総括
マルチドメインの特徴を挙げるとすれば、低価格で複数サイトを運用できること。そして個人利用に向いた機能。これが１番の特徴です。マルチドメインのデメリットも個人で趣味利用ならばデメリットといえるほどのものではなく、メリットの方が大きいので、効果的な運用が期待できます。
反面、ビジネスとして利用で、個人でのアフィリエイトやネットショップ、また専用サーバーまでは利用しない小中規模の企業での法人利用などの場合は、そのマルチドメインが抱えるリスクがデメリットとして大きくなります。
マルチドメインのメリット
マルチドメインが設定できることによるメリットは、とにかく便利に、そしてローコストに、といったメリットが大きなものとなります。
その他、マルチドメインの使える長所として、以下のものが上げられます。
- １ドメイン１サーバーで複数サイトを運営するよりローコスト。
- 一つのコントロールパネルから設定ができるために便利。
- レンタルサーバーのID、パスワード管理が軽減される。
- 状況によってドメイン単位で別サーバーに移動も簡単。転送量制限やアクセス数、SEOを考えてのサーバー移転が出来る。
- ドメインの違うEメールアドレスをホームページ用とは別にサーバーに設定して、多数のドメインを低価格で積極的に運用できる。
- サイト構築・運営に柔軟な選択肢が得られる。
マルチドメインのデメリット
マルチドメインは優れた面も多いですが、ビジネスで利用するとなれば無視できないくらいのデメリットも存在します。
意外に知られておらず、また短所を紹介しているサイトもないために、実際に利用してみて感じる点があります。マルチドメインの短所を下記に上げます。
- １ドメイン１サーバーで複数サイトを運用するよりSEO対策効果が弱く、独自ドメインの効果を発揮できない。
マルチドメインは判別されています。また、サブドメインで複数サイトを制作するのに比べ、サイト内のボリューム効果（量的効果）が期待できない。 - ウェブサーバーが不安定になると、すべてのサイトが表示が乱れたり、表示されなくなったり、極端にレスポンスが悪くなってしまう。
- 速度、レスポンス、安定性、CGIの速度などで劣る可能性がある。
例えば１ウェブサーバーで200人を収容する共有レンタルサーバーだとして、利用者が１ドメインづつ利用すればホームページは200個。それがマルチドメイン可能だと実質的な運用しているホームページは200個を超える。 - データセンターのトラブルやレンタルサーバーサービスの終了があると、対応にかなりの時間的負担を強いられる。
- かなりの時間、時間的コストをかけてホームページを作るのに、マルチドメインで運用すること自体のリスクがデメリットということもできる。
マルチドメインが利用できる主なレンタルサーバー
ジャンル・目次
条件別にPickUp
目的別にPickUp
月額1000円
使いやすさも問題なし！
月額1500円
ハイスペックサーバー
月額1000円
複数の共有レンタルサーバー代理店の経験を持つ筆者が共有サーバーをご紹介！
多数の共有サーバーからコストパフォーマンスを考えたレンタルサーバー比較、情報提供。
レンタルサーバーの様々な用途・条件などで検索や比較ができます。キャンペーンやアップグレード情報も随時掲載。
人気は低価格ビジネススペックサーバーと呼ばれる、月額３０００円以下の好条件レンタルサーバーが人気です。
＊サーバーの中でもインターネット上にホームページを設置するためのサーバーを、一般的にＷＥＢサーバー（インターネットウェブサーバー）と呼びます。