レンサバ(ウェブサーバー)
ゼンカート(ZenCart)とは、フリー(無料)で利用できるウェブサーバーインストール型のソフトで、高機能なショッピングサイト作成・管理ソフトです。ショッピングカートシステム作成ツール、統合型ECサイト構築ツールともいわれます。
毎月の固定費や、売り上げに対する加算費用などもなく、ランニングコストは完全無料で利用可能です。
ゼンカートは、オープンソースタイプソフトウェアであり、ショッピングカート作成ツールである、、osCommerce (オーエスコマース)から派生したバージョンのソフトウェア。オープンソースのために有志によって機能強化・使いやすさ強化・テストが行われ、実際の利用に合わせて進化したのがゼンカートになります。
オーエスコマースとゼンカートは、基本的に同じソフトですが、あえて違いを挙げるとすれば、ゼンカートの方が機能が豊富でしかも使いやすい。オーエスコマースは歴史が長い分、豊富なプラグインがあり情報が豊富と言えるかもしれません。
筆者もインストール後に比較して、ゼンカートを選択しました。
ゼンカートの機能はとにかく豊富で、フリーのソフトウェアということをほとんど感じさせません。通常インターネット上で見かけるカートシステムと同様の機能は、ほとんど利用できると思います。一例を挙げれば、
それらに加え管理や設定、販売促進、情報分析などの機能を含め、非常に多岐にわたる機能を誇ります。
ZenCartならでは機能として、ダウンロード販売機能がありましが、現在利用は難しくなっています。ダウンロード販売機能を始め、手軽に学習して利用するための書籍が少ないこと。このあたりは他のオープンソース型ソフトウェアを含み、弱点といえます。
また、ゼンカートはデザイン的な自由度も高いです。レンタルサーバーを申し込んだら、綺麗なホームページを作りたい、華やかなお店にしたいといった要求にもきっと応えてくれます。
多くの部分がCSSでデザインできます。
ただし、通常のhtmlページと組み合わせれば、凝ったデザインのホームページデザインにすることも可能ですが、 ZenCartではページはすべて自動生成で、ZenCartのみでネットショップを構築していく使い方の方がわかりやすく、通常ページとの連動はちょっとやりづらい印象です。
本当はSEOなども考えれば、通常のホームページにショッピングカートを追加するというカタチで利用したいものですが、現状、すべてZenCartでサイト構築という方法が最も最適だと思われます。作業時間を抑えなければ無料のソフトを利用する意味が薄くなってしまいます。
ゼンカートが利用するためには、レンタルサーバーが対応している必要があります。具体的にはウェブサーバーはapach(アパッチ)で、PHP4.3以上とMySQL3.2以上が使えることが条件。
もちろん、ゼンカートかオーエスコマースへの対応を公式に発表していれば間違いありませんが、基本的にその他のレンタルウェブサーバーでも利用可能だと思います。
ゼンカートが簡単インストールで利用できる共有レンタルサーバー:
スピーバーやエックスサーバーなど。
また、プレミアエクスビットではグラフィカルで詳細な解説コーナーがあります。
レンタルサーバー会社のホームページに対応を明記さえしていれば、比較的簡単にインストールし、無料で利用できます。それ以外のレンタルサーバーでもPHPとMySQLが利用可能ならば、多くの場合でインストールできますが、これらのレンタルサーバでは、より簡単にインストールが可能です。
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*サーバーの中でもインターネット上にホームページを設置するためのサーバーを、一般的にWEBサーバー(インターネットウェブサーバー)と呼びます。